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米IEX、大型取引所への仲間入りに自信-カツヤマCEO

  • 成長にもはや限界はなくなった-カツヤマ氏がインタビューで語る
  • SECがIEXを国法証取として承認-新たな株式取引所の開設に道

ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック、BATSグローバル・マーケッツと同等の規制上の地位を確保した米IEXグループのブラッド・カツヤマ最高経営責任者(CEO)は、これら取引所からかなりのシェアを奪う計画だ。

  私設取引システム「ダークプール」運営会社として、IEXが米株取引全体に占めるシェアは2%未満にとどまる。NYSE、BATS、ナスダックのシェアはそれぞれ約20%。しかし、米証券取引委員会(SEC)が17日、IEXを国法証券取引所として登録することを承認したため、同社が8月に「インベスターズ・エクスチェンジ」と呼ばれる新たな株式取引所を開設することに道が開けた。

  カツヤマCEOは20日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「ダークプールがどれだけ大きく成長できるかには限界があったが、われわれの成長にもはや限界がなくなった」と指摘。「幾らか時間はかかるだろうが、大型取引所への仲間入りができる自信がある」と語った。

  IEXの取引プラットフォームは、受注から売買までの時間を350マイクロ(マイクロは100万分の1)秒遅らせており、同社はこれを搾取的な超高速取引戦略への対抗手段として売り込んでいる。今回のSECの承認により、同社は米国で唯一、意図的に取引が遅れる仕組みを採用する株式取引所となる。

  カツヤマ氏は、自社ビジネスモデルの他の資産クラスや国への適用を図る可能性はあるが、当面のところは米国株に集中すると述べた。こうした他の分野を特定することは控えた。

原題:IEX Sees Winning Enough Volume to Muscle Into Top Exchange Ranks(抜粋)

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