ヘッジファンドは英国民投票後の衝撃に収益機会を期待

  • EU離脱ならリーマン・ショック時並みの為替変動を見込む向きも
  • EU崩壊の可能性が「飛躍的に」高まるとマン・グループ社長

金融危機の初期以降で最悪の年初の成績に見舞われたヘッジファンドは、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まった場合の波乱が収益機会を生むと期待している。

  今後数週間から数カ月にわたって衝撃が域内を駆けめぐり、ボラティリティは急拡大、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破綻時並みの為替レート変動が生じるだろうと、アルビン・キャピタル・マネジメント(ロンドン)のスティーブン・アイザックス氏は考えている。

  離脱が決まればEU崩壊の可能性は「飛躍的に」高まり、域内の資産価格見直しが起こり、好機が到来するだろうと、株式公開しているヘッジファンド最大手マン・グループのルーク・エリス社長が述べた。

  離脱決定時の「影響は人々が取り沙汰しているよりはるかに大きいだろう」と同氏は述べ、投資という視点からは二次的、三次的影響が興味深いと語った。

  また、アルジャンティエール・キャピタルの創業者ディーパク・グラティ氏は「市場は英国のEU離脱について安心し過ぎていた」として、「予期せぬところにまで影響を及ぼし得る、EU崩壊をより早期にもたらしかねないイベントだと考えている」とコメントした。

原題:Hedge Funds Sense Profit in Europe Shock Waves After Brexit Vote(抜粋)

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