英のEU離脱派守勢に、残留派に勢い-ブックメーカーのオッズが示唆

  • オズボーン英財務相:国民はEU離脱の結果を恐れている
  • 離脱が決まる可能性は24.8%に低下-オッズチェッカー

英国の欧州連合(EU)残留か離脱かの是非を問う国民投票まであと3日となる中、勢いは残留派に傾き、離脱派は守勢に立たされた。

  20日の外国為替市場で英ポンドはドルに対して2008年以来の大幅上昇。ブックメーカー各社は離脱派勝利の確率を下げており、23日の英国民投票で有権者はEU残留を選ぶと投資家が確信を強めていることが示唆された。英国のEU離脱が決まれば世界市場が混乱に陥るとの懸念が広がる中、各国政府や投資家の関心は同投票に集中している。

  オズボーン英財務相はラジオ局LBCとのインタビューで、「国民が離脱決定の場合の結果を恐れていないのなら、なぜ住宅や乗用車の購入を先延ばししているのだろうか」と発言。「大金持ちであれば英国のEU離脱でも問題ない。しかし、24日の朝だけでなく、その後数十年間、投票結果と向き合っていかなければならない残りの英国民は、他に逃げ場がない」と説明した。

  世論調査では両派は拮抗(きっこう)しているものの、ブックメーカーのオッズに基づくオッズチェッカーの試算によれば、投票で離脱が決まる可能性は15日の約40%から、24.8%に低下した。

原題:‘Leave’ Camp Forced Onto Defensive Days Before Brexit Vote (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE