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キャメロン英首相、残留派盛り返しで攻勢に-前ロンドン市長も反撃

英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票のキャンペーンも最終局面となり、残留派盛り返しの勢いに乗ろうとキャメロン英首相は攻勢を強めている。離脱派のボリス・ジョンソン前ロンドン市長も反撃した。

  23日の国民投票で残留派が勝利するとの見方が強まり20日のポンドは上昇。離脱なら世界の市場が動揺するとの懸念から、各国政府や世界の投資家が投票を注視している。

  残留を支持していたジョー・コックス英下院議員(労働党)が16日に殺害されたことを受けて60時間停止されていたキャンペーンは19日に再開され、首相はBBCの番組で、移民やEU加盟のコストなどについて離脱派は有権者を欺いていると批判した。ツイッターへの投稿でコックス議員の欧州寄りの姿勢も強調した。

  ポンドはドルに対して2008年12月以来の大幅高となり、ロンドン時間午後0時54分現在は2%高の1ポンド=1.4639ドル。

  一方、ジョンソン前ロンドン市長は20日の英紙テレグラフへの寄稿で、離脱は「圧倒的にポジティブ」だと主張。「残留陣営は何をオファーしているというのか。何もない。変化も改善も改革もなく、ただ安定と英国議会民主主義の惨めな後退があるだけだ」と論じた。

原題:Cameron Vies to Seize Initiative From ‘Leave’ in Brexit Campaign(抜粋)

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