コンテンツにスキップする

ローマに初の女性市長誕生へ-トリノも「五つ星運動」候補が優勢

  • 37歳の女性弁護士ラッジ氏が開票段階で大幅リード、20日に結果発表
  • ユーロ懐疑派の新興政党躍進でレンツィ首相の改革路線に黄信号

イタリアでは19日、地方選の決選投票が行われ、首都ローマとトリノでは共に新興政党「五つ星運動」の候補の当選が確実となった。ビルジニア・ラッジ氏(37)はレンツィ首相率いる与党・民主党の候補を破り、初の女性ローマ市長が誕生する。レンツィ首相の改革路線が頓挫するリスクが浮上した。

  開票段階の予測によれば、弁護士のラッジ氏の得票率は67.5%、民主党のロベルト・ジャケッティ氏は32.5%。最終結果は20日に発表される。

  ラッジ氏の当選はユーロ懐疑派の五つ星運動にとって地方選最大の勝利となる見込み。一方、トリノの開票段階の得票率予測では、五つ星運動の女性候補キアラ・アッペンディーノ氏が56.7%、「北部同盟」のピエロ・ファッシーノ氏は43.3%。ミラノでは中道左派と中道右派の候補の接戦となっている。

  上院改革などに向けた憲法改正の是非を問う10月の国民投票の前哨戦と位置付けられる地方選で民主党が敗北すれば、レンツィ首相の政治的権力に打撃となる。

原題:Five Star Candidates Lead in Rome, Turin Races, Projections Show(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE