米国株(17日):反落、テクノロジーやヘルスケア関連に売り

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17日の米国株は反落。S&P500種株価指数は過去7営業日のうち6日で下げた。この日はヘルスケア関連やテクノロジー銘柄が売られた。

  アップルは5週ぶりの大幅下落。中国・北京市の知的財産当局がアップルは中国の端末メーカーのデザイン特許を侵害していると指摘したことに反応した。グーグルの親会社アルファベットや製薬のメルクも安い。ナスダック・バイオテクノロジー指数は2%下げた。一方、商品株は上昇。原油価格の反発が支援した。

  S&P500種株価指数は0.3%安い2071.22 ポイント。週間ベースでは1.2%下落。先週に続きマイナスとなった。ダウ工業株30種平均は57.94ドル(0.3%)安い17675.16ドル。ナスダック総合指数は0.9%下げて、5月23日以来の低水準となった。

ニューヨーク証券取引所

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ソーンバーグ・インベストメント・マネジメントの株式トレーディング責任者、トーマス・ガルシア氏は「市場は総じてバリュエーションを気にしている。米金融政策当局や欧州の動向にもまだ神経質になっている」と述べ、「英国の欧州連合(EU)離脱問題以外にも心配の種はたくさんある。どちらの方向にも動けず、レンジ内で取引されている」と続けた。

  英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票の結果について、英ブックメーカー(賭け屋)によれば、この日は離脱派勝利の確率低下が示唆された。日米をはじめカナダやスイスの金融政策当局は今週、英EU離脱の場合には経済に打撃が及ぶ恐れがあると警戒を示してきた。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は0.2%上昇して19.41。月間ベースでは約37%上昇と、昨年8月以来で最も上げている。

  金利先物市場が織り込む7月の利上げ確率は6%に下げた。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表前は約16%だった。利上げ確率は2017年2月でもまだ、40%程度だ。

  S&P500種セクター別10指数のうち5指数が下落した。ヘルスケアと情報技術が特に売られた。前日値上がりしていた生活必需品もこの日は下落。一方、エネルギーや素材は上昇した。
  
原題:U.S. Stocks Resume Slide as Technology, Health-Care Shares Weigh(抜粋)

(第2段落を加え、第4段落以降を追加します.)
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