欧州株(17日):反発、原油価格上昇と英EU離脱の懸念後退で

  • 銀行株が上げ主導、ストックス600指数構成銘柄の商いは活況
  • 英議員殺害で国民投票キャンペーンは中断2日目

17日の欧州株式相場は反発した。原油価格の上昇で石油・ガス銘柄が買われたほか、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の後退も株式の買いを後押しした。

  指標のストックス欧州600指数は前日比1.4%高の325.78。前日にはEU残留を支持するジョー・コックス英下院議員が殺害される事件が発生。事件を受け、ブックメーカーのオッズを基にオッズチェッカーが算出するEU離脱の確率は引け際にやや戻した以外、ほぼ終日低下した。

  個別では、週初から売り込まれていたイタリアとギリシャの銀行株がこの日の反発を主導。原油価格の上昇に伴い、トタルとBPはそれぞれ2%前後上げた。ストックス600指数構成銘柄の出来高は30日平均を64%上回る活況となった。

  エクイネット・バンクのフランクフルト在勤トレーダー、トルステン・エンゲルマン氏は「英国のEU離脱懸念がやや後退を始めたほか、市場は少し売られ過ぎていた」と指摘。「たとえ離脱が実現したとしても、ここ数日の大幅な下げで十分な懸念がすでに織り込まれたと言える」と述べた。

原題:Europe Stocks Rebound to Trim Weekly Drop as Brexit Worry Eases(抜粋)

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