欧州債:ドイツ債が反落-英国民投票キャンペーン停止でリスクオン

17日の欧州債市場では、ドイツ国債相場が4日ぶりに下落。より高い利回りを物色する流れでスペイン債とイタリア債は買われた。

  前日にはリスク回避志向の高まりでドイツ債利回りが年限10年まで過去最低を更新していた。英国の欧州連合(EU)残留・離脱が懸かる23日の国民投票のキャンペーンが停止されたことを背景にリスクテーク意欲が回復した。

  KBCバンクの債券ストラテジスト、マティアス・ファンデルユフト氏(ブリュッセル在勤)は「総体的なリスクセンチメントの変化がこの日の動きの背景にある」とした上で、「週末を控えて買われ過ぎの中核国国債で利益確定も幾分あった。逆に周辺国債はこのところの英国離脱をめぐるセンチメントの変化で売り込まれていた」と話した。

  欧州債相場は英国民投票結果をめぐる観測に振り回されていたが、残留派の英下院議員殺害を受けてキャンペーンが停止された。

  ロンドン時間午後4時45分現在、ドイツ10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.02%。前日には過去最低のマイナス0.038%を付けていた。2026年2月償還債(表面利率0.5%)の価格は0.41下落し104.655となった。

  一方、スペイン10年債利回りは4bp低下の1.56%。イタリア10年債利回りも3pb低下し1.51%となった。

原題:German Bonds Halt Rally as Investors Back Higher-Yielding Debt(抜粋)

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