米住宅着工件数:5月は前月比ほぼ変わらず-住宅建設は停滞

5月の米住宅着工件数は前月比でほぼ変わらずとなった。4-6月(第2四半期)は住宅建設が米経済の成長にほとんど寄与しないことが示唆された。

  米商務省が17日発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比0.3%減の116万戸。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は115万戸だった。前月は117万戸。

  着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は0.7%増の114万件。前月の着工件数を下回っており、向こう1-2カ月に着工が増える余地がほとんどないことを示している。市場予想は115万戸だった。 

  レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「回復は非常に緩やかなものになるとは見込まれていたが、実際ほぼその予想通りとなった」と指摘。「住宅市場は好況だった時期からは依然極めてほど遠い状況だが、ファンダメンタルズはかなり良い状態を維持している」と続けた。

  一戸建ての着工件数は前月比0.3%増の76万4000戸。集合住宅は1.2%減の40万戸。

  地域別では全米4地域のうち2地域で減少。最も落ち込んだのは北東部で33.3%減。このほか中西部でも減少した。

原題:Housing Starts Little Changed as U.S. Construction Plateaus (1)(抜粋)

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