アジア・太平洋株式サマリー:中国、インド反発-英EU離脱懸念後退で

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  17日の香港株式市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が反発。今週の下げを縮めた。英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う23日の国民投票でEU離脱が決まる可能性が低下したことが、ブックメーカー(賭け屋)の予想オッズで示された。

  H株指数は前日比0.9%高の8485.87で取引を終え、週間下落率が3.9%に縮小した。銀行・保険銘柄が高い。英国でEU残留を支持する下院議員が殺害され、残留・離脱の両派が国民投票に向けた運動を中止する中、アジアのほぼ全域で株高となった。ハンセン指数は前日比0.7%高。

  精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「リスク取得意欲が戻ってきた」と指摘。「英国のEU離脱問題をめぐる市場の懸念は行き過ぎだった。英国がEUに残留する可能性はなおある」と述べた。

  本土市場の上海総合指数は前日比0.4%高で終了。消費者関連銘柄を中心に値上がりした。週間ベースでは1.4%下落。CSI300指数は前日比0.5%高で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  17日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが反発。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選ぶことはないという見方が強まったことなどを背景に、今週の下げをほぼ消した。

  高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーを傘下に持つタタ・モーターズは4日続伸し、この日は2.2%高。携帯電話サービス、インド最大手のブハルティ・エアテルは3%高と1日以来の大幅上昇。石炭最大手のコール・インディアは1.8%高。ソフトウエア輸出のタタ・コンサルタンシー・サービシズは1.7%上げた。

  センセックスは前日比0.4%高の26625.91で終了。前週末比の下げは0.1%未満に縮小した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%高の5162.66。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%高の1953.40。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.9%高の8568.08。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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