ゴールドマン元バンカー、金融業界から追放へ-連銀の情報を不正入手

米ニューヨーク連銀の元同僚を通じて連銀の内部文書を不正に入手した軽犯罪で起訴され、有罪を認めた米銀ゴールドマン・サックス・グループの元バンカー、ロヒット・バンサル元被告に対し、金融業界からの追放処分が決まった。

  米証券取引委員会(SEC)の16日の発表によれば、元被告はブローカーや投資顧問、地方債ディーラーに関わることを禁じる行政処分に応じることでSECと合意した。

SECのホワイト委員長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  バンサル元被告は、友人の連銀職員から20回程度の機会を通じて約35件の内部文書を入手した罪を認める答弁を昨年行った。最高1年の禁錮刑の求刑に対し、マンハッタンのニューヨーク南部地区連邦地裁は執行猶予を認める一方、5000ドル(現在の為替レートで約52万円)の罰金支払いを命じた。

  ゴールドマン・サックスがニューヨーク州金融サービス局の処分に応じることで決着した2015年の合意によれば、バンサル元被告は当時ゴールドマンの顧客だった銀行に関係する連銀の資料を入手した。連銀職員だった元被告は14年7月にゴールドマン入りし、同年10月に退職した。

原題:Former Goldman Sachs Banker Barred From Industry Over Fed Leak(抜粋)

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