グランサム氏のGMO、10%人員削減-アナリスト9人含むと調査会社

  • クオンツ投資への移行目指すGMOは650人の社員の約10%を削減
  • GMOはグローバル株式チームによる銘柄選定業務をやめる方針

資金運用会社グランサム・マヨ・ バン・オッタールー(GMO)は、創業者のジェレミー・グランサム氏が市場に対して弱気な見方を取ることで知られるが、運用資産価値の急激な目減りに伴う合理化の一環として、650人の社員の約10%を削減した。

  投信調査会社モーニングスターが「GMOベンチマークフリー・アロケーション・ファンド」に関するリポートで指摘したところでは、9人の株式・債券アナリストが退職者に含まれる。GMOはシニアスタッフの数人の退職を今月発表。クオンツ投資に完全に軸足を移すことを目指し、グローバル株式チームによるファンダメンタルな銘柄選定業務をやめる方針も明らかにしていた。

  過去7年続いた株価上昇でお買い得な銘柄がほとんどなくなり、GMOなど割安株を物色するバリュー投資家は困難な状況に置かれている。グランサム氏は先月株主に対し、株価は今も割高な水準にあるが、バブルの領域ではないとの見方を示した。

  モーニングスターのレオ・アチソン氏のリポートによれば、GMO運用資産は過去2年で20%減少し、990億ドル(約10兆3300億円)となった。広報担当のタッカー・ヒューズ氏はコメントを控えている。

原題:Grantham’s GMO Cuts 10% of Workforce as Assets Shrink(抜粋)

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