ダイヤモンド価格:ここ2年で最長の上昇、終了した可能性

  • ダイヤ業界は季節的要因の影響受ける-1~3月に在庫減少
  • 研磨業者向け融資引き締めや中国とロシアの需要減少で下期は低迷か

ダイヤモンド価格のここ2年で最長の上昇は終了した可能性が高い。

  米国の需要が改善するとともに大手2社の生産が減少したことから、ダイヤ原石価格は今年に入ってほぼ10%上昇し、4カ月連続で値上がりしている。

  これまでのところは順調だが、中国とロシアの需要減少に加えダイヤ研磨業者向け融資の引き締めにより、下期(7-12月)は状況が厳しくなる見通しだ。このところ7-12月には価格が下落する傾向にあり、ここ6年間は同期間の値上がりはない。

  ダイヤ業界は季節的要因の影響を受け、宝飾品販売は北米の感謝祭からアジアの春節(旧正月)までのホリデーシーズンが繁忙期だ。1-3月期(第1四半期)の在庫減を受けて、カット業者や研磨業者は原石の補充を急ぐ。

  リベラム・キャピタルの鉱業アナリスト、ベン・デービス氏(ロンドン在勤)は「夏季に好調になるとは予想できない。ここから楽観的になるのは難しい」と述べた。

原題:Diamonds’ Best Winning Run in Two Years Is Probably Over Already(抜粋)

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