米マイクロソフトがビジネス向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)リンクトインの買収合意に至るプロセスで、米セールスフォース・ドットコムがライバルの買い手候補だったことが、事情に詳しい複数の関係者の話で明らかになった。

  この件について話す権限がないとして匿名を条件に語った同関係者によると、セールスフォースはゴールドマン・サックス・グループから助言を受けていた。マイクロソフトは13日、リンクトインを現金262億ドル(約2兆7400億円)で買収する計画を発表した。セールスフォースは法人向けクラウドベースのソフトウエアおよびサービスの提供でマイクロソフトと競合する。

  リンクトインの広報担当ニコール・レベリッチ氏はコメントを控えたが、近く株主総会招集通知書で身売りプロセスのさらなる詳細が明らかになるだろうと述べた。マイクロソフトの広報担当ピーター・ウットン氏やセールフォースもコメントを控えた。

  以前の大型案件でマイクロソフトに助言していたゴールドマンは、リンクトイン買収計画ではすでに別の買い手候補と組んでいたたため、マイクロソフトに協力できなかったと、ブルームバーグが今週報じていた。リンクトイン買収では、モルガン・スタンレーが単独でマイクロソフトのアドバイザーを務めた。

  ブルームバーグの報道後の16日、セールスフォースのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)はテクノロジーブログのRecode(リコード)に対し、同社がリンクトイン買収を検討していたことを認めていた

原題:Salesforce Said to Have Been Rival Suitor for LinkedIn (1)(抜粋)

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