米オラクル:3-5月期売上高は予想上回る-クラウド好調

更新日時
  • クラウド収入は6-8月期に75-80%増加へ
  • 新規のソフトウエアライセンス収入は前年同期比で12%減少

米オラクルが16日発表した3-5月(第4四半期)決算では、売上高がアナリストの予想を上回った。クラウドベースのサービスが好調だった。

キーポイント

  • 調整後の売上高は106億ドル(約1兆1100億円)。アナリスト予想の104億7000万ドルを上回り、前年同期比で約1%減。クラウドサービスの収入は前年同期比49%増加
  • 一部項目を除く1株利益は81セント。アナリストの予想平均は82セント
  • 株価は時間外取引で一時3.8%上昇。通常取引終値は38.64ドルだった

  オラクルは、企業顧客の需要が伸びているクラウド型サービスが全収入に占める割合を増やそうと取り組んでいる。新たなクラウドサービスは第4四半期の収入の約8%を占めた。

  オラクルのサフラ・カッツ共同最高経営責任者(CEO)は発表資料で、主要クラウド事業の収入が6-8月(第1四半期)に75-80%増加する見通しを示した。ラリー・エリソン会長は、主要クラウド事業で業界初の売上高100億ドル到達の機会をつかもうと同社が奮闘していると述べた。

  6-8月期の調整後1株利益は為替変動の影響を除いたベースで56-60セントになり、今四半期総収入は同ベースで2-5%増の見通し。3-5月期の新規ソフトウエアライセンス収入は前年同期比で12%減少し28億ドルだった。

  エドワード・ジョーンズのアナリスト、ビル・クレハー氏は「オラクルはここ2年で大きく前進し、成果を上げ始めている。だが、クラウド事業が占める割合は依然1割未満であるため、今後の課題は多い」と指摘した。

原題:Oracle Sales Exceed Estimates on Strength of Cloud Products (2)(抜粋)

(業績見通しを追加して更新します.)
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