NY原油(16日):大幅続落、1カ月ぶり安値-世界経済失速を懸念

16日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急落し、2月以降で最長の6営業日連続安。世界経済が失速しつつあるとの懸念が深まっている。世界経済成長に対する懸念を示す中央銀行が相次ぎ、市場ではエネルギーや産業用金属への投資が控えられた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日、政策金利の据え置きを決めた要素の一つとして、欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を挙げた。

  ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査責任者、マイケル・ウィトナー氏(ニューヨーク在勤)は「リスク回避の波が押し寄せている」と語る。「すでにあった経済不安がここに来て増幅している。FOMCが前日示した極めて慎重な姿勢は経済の弱々しさを浮き彫りにした。来週の英国民投票は大きな不安材料だ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比1.80ドル(3.75%)安い1バレル=46.21ドルで終了。終値ベースで5月13日以来の安値。1日の下げとしては4月1日以来の最大。この6営業日で9.8%下げた。ロンドンICEのブレント8月限は1.78ドル(3.6%)下げて47.19ドル。

原題:Crude Tumbles to One-Month Low on Concern Global Growth to Slow(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE