欧州株:反落、過去7日間で6度目の下げ-引け間際に下げ幅縮小

16日の欧州株式相場は再び売り優勢となった。引け間際に下げ幅を縮小したものの、下落は過去7営業日で6度目で、前日の反発は短命に終わった。

  原油価格の下げが加速したうえ、日米の中央銀行が政策を据え置き、金融政策や経済成長に対する不安が拡大した。同時に、1週間後に迫った国民投票で英国が欧州連合(EU)離脱を決めるとの懸念も強まった。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.7%安の321.29で引けた。幅広い銘柄が売られ、指数構成銘柄のうち515銘柄が下落。英国の野党議員が銃撃され、同国の政治家が国民投票に向けた選挙活動を一時停止したと伝わった後、指数は1.6%安となる場面もあった。指数構成銘柄の出来高は30日平均を32%上回った。

  西欧市場ではギリシャとイタリア市場の下げが目立ったが、ドイツのDAX指数は0.6%安、英FTSE100指数は0.3%安と主要市場の指数はすべて下落した。個別では周辺国の銀行が特に売り込まれた。ドイツ銀行は2.2%安、クレディ・スイスは1.4%安。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンは2.2%安。同社の欧州市場でのシェアは5月に昨年12月以降で最も大きく縮小し、5年ぶりの低水準となった。

原題:Europe Stocks Pare Losses in Last Hour of Trading; Futures Rise(抜粋)

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