露大統領、ダイヤモンドで外国人投資家呼び込みへ-株式売却を検討

  • 露政府、予算不足を補うため国営企業の株式売却を提案
  • 世界最大のダイヤ採掘会社、外国人投資家にとってリスク低い

ロシアのプーチン大統領は、世界最大のダイヤモンド採掘会社の株式の一部を売却することにより、低迷するロシア経済に国外からの投資を呼び込もうとしている。

  ロシアは原油価格下落に伴う収入の落ち込みによる予算不足を補うため現金を必要としており、プーチン大統領は銀行や石油生産会社など国営企業の株式を売却することを提案した。世界の資産運用会社が引き続き慎重な姿勢を示す中、投資家に最もアピールする可能性のある資産は、8億6000万ドル(約910億円)超相当に上るアルロサの株式だ。

  ロシア政府が株式の44%を保有するアルロサは世界最大のダイヤ原石生産会社で、1-3月(第1四半期)の純利益は過去最高の492億ルーブル(約790億円)に達した。株価は今年に入って23%上昇している。売却時期は発表されていないが、ウリュカエフ経済発展相はアルロサについて、最初に売却するのに「適した候補」の一つだと述べた。

  ライフェイセンバンクのアナリスト、コンスタンチン・ユミノフ氏(モスクワ在勤)は「ロシアのポートフォリオの中で、アルロサは非常にユニークな資産だ」と指摘した。

原題:Diamonds Are Putin’s Best Bet to Entice Wary Investors to Russia(抜粋)

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