欧州株:6日ぶり反発、鉱業株高い-インディテックスなど小売株も上昇

15日の欧州株式相場は6営業日ぶりに反発。鉱業株と小売株の上げが目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)が追い詰められた市場を勇気づけるとの観測も広がった。

  スイスの資源商社グレンコアが6.5%上昇。金属価格の堅調を背景に買われ、指標のストックス欧州600指数を占める業種別19指数の中で鉱業株の上昇率が首位となった。ブランド「ZARA(ザラ)」を展開するスペインのインディテックスは5.5%値上がり。第1四半期利益が予想を上回ったことが好感された。周辺国を中心に銀行株も買われた。

  ストックス600指数は前日比1%高の323.63で終了。前日は約4カ月ぶりの安値を付けた。原油相場がもみ合いとなるなかで、指数は終盤に上げ幅をやや縮めた。FOMCは政策金利を据え置くと見込まれているものの、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が政策声明発表後の記者会見で、今後の利上げ軌道についてヒントを与えるとして注目されている。先物市場が示唆する7月の利上げ確率は約16%と、月初の53%から低下。弱い内容だった雇用統計や世界的な金融市場の混乱で、利上げ見通しは後退した。

  サクソバンク(デンマーク)のプライベートバンク部門で最高投資責任者(CIO)を務めるタイス・クヌートセン氏は、「イエレン議長は多くの場面で強気相場のきっかけを作った。これが繰り返されることを期待している。個人的には、極めて建設的なコメントを送ろうとすると予想している」と語った。

  個別銘柄では、英ソフトウエアメーカーのアヴィバ・グループは12%安と急落。同社の過半数株取得協議を打ち切ったフランスの電機メーカー、シュナイダーエレクトリックは2.1%上昇した。

原題:European Stocks Rebound as Miners Rise, Inditex Buoys Retailers(抜粋)

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