英国の国民投票前にお勧めの通貨トレードはこれ-円とフランに需要

英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票がポンド相場のボラティリティを急上昇させ、ポンド取引のコストを押し上げた。銀行側は代わりにユーロやノルウェー・クローネを使った取引を勧めている。安全な通貨として円とスイス・フランの需要は高い。

  ここ数日のリポートとブルームバーグ・ニュースとのインタビューでアナリストが勧めたトレードは以下の通り。

ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)

離脱の場合に備えてドル・円・フランを含む安全通貨のバスケットを買う
ポンドの代替としてユーロを対フランでショート

クレディ・アグリコルCIB

離脱の場合に備えてポンドとユーロを売り、金を買う
金融緩和または介入の可能性があるため円とフランの上昇は限られると予想

ゴールドマン・サックス・グループ

離脱の場合に備えたポンドとユーロの対フランでのショート
日本銀行の追加緩和の可能性があるため、 円に対するポンド売りは勧めず

INGグループ

円に対するポンド売りが、離脱の場合に最も高いパフォーマンスを得られると予想

JPモルガン・チェース

投票日が近づくにつれスポット市場でのプレミアムが高まると考え、3日に円に対するポンドのショートポジションを増やしたと7日付リポートで説明

モルガン・スタンレー

ドルに対するユーロ売り。目標は1ユーロ=1.08ドル

ノルデア銀行

残留派が勝利すると予想し、ドルに対するポンド買いを選好

スコシアバンク

円に対するユーロかポンドの売り
円に対するポンドのショートが直接的だが、衝撃はユーロ圏にも波及するとみられるためドルに対するユーロのショートも勧める

ソシエテ・ジェネラル

ノルウェー・クローネに対するフランのロング
ポンドを使って直接ヘッジするには遅過ぎる

ウニクレディト

離脱の場合に備えるヘッジとして確実なのは円のみだ

原題:These Are Banks’ Favorite Currency Trades Ahead of Brexit Vote(抜粋)

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