岡田民進代表:マイナス金利は失敗、拡大に懸念-記者会見

  • 預金者にデメリット大きい-参院選公約でマイナス金利
  • 正規・非正規の格差是正、給付型奨学金創設など-参院選公約

民進党の岡田克也代表は15日の記者会見で、日本銀行が導入したマイナス金利政策について、「失敗であるという風に考えている」と話し、撤回を促した。

  岡田代表は金融政策は最終的には日銀が決めることとしながらも、「マイナス金利を放っておくと、さらにその範囲を広げるとかいうことをやりかねない」と強い懸念を示した。

 参院選(22日公示、7月10日投票)で掲げる重点政策(公約)の中で、マイナス金利は「預金者にデメリットが大きいだけではなく、金融機能低下を招きかねない政策」であり、日銀に対して撤回とより柔軟な金融政策の実施を促す、と指摘した。岡田氏は異次元緩和の一環で「国債の買い入れが限界がある中で残された手段」としてのマイナス金利拡大を「けん制する」意味から公約に明記したと語った。
 
 このほかの重点政策としては、同一労働同一賃金を確立して賃金を底上げし、正規・非正規、男女の賃金格差を是正するほか、給付型奨学金の創設や立候補年齢の引き下げなど若者向け政策を並べた。岡田代表は「われわれの経済政策の基本的な考え方は成長と分配のバランス」であると述べた。

 
 
 

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