「がっくり」とシティ、中国株アナリストら失望あらわ-MSCI決定

  • MSCIが中国本土株の指数組み入れを先送りを決めた
  • ゴールドマンは70%、シティは51%の確率で採用されるとみていた

世界的な株価指数を提供するMSCIによる同社指数への中国本土株採用見送りは、中国には痛手となった。同時に、世界的な大銀行の株式アナリストらの間にはため息が広がった。

  ゴールドマン・サックス・グループとシティグループは15日、MSCIがニューヨーク時間14日に本土株の組み入れ先送りを発表したことに驚いたと表明。ゴールドマンは採用確率を70%と見積もっていた。

  ゴールドマンの劉勁津(キンガー・ラウ)ストラテジスト(香港在勤)は「ひどい失望だ。MSCIが指摘していた懸念に中国政府が対応した方向は非常にポジティブだったので大いに期待していた」と語った。

  HSBCの香港・中国株式調査責任者、孫瑜氏はリポートで、「世界の投資コミュニティーにおける人民元建て中国A株採用問題での抵抗を過小評価していた」とコメント。「ネガティブな驚きだったが、先送りされるたびに次回の指数見直しでのポジティブな決定の可能性は高まるわけで、来年6月を待たずに決まる可能性もある」と指摘した。

  中国本土株採用の確率を51%としていたシティは15日のリポートで、「がっくり」と記し、失望感をあらわにした。

原題:MSCI’s China Call Disappoints Goldman as Citigroup Says ‘Sigh!’(抜粋)

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