英国がEUを離脱すれば増税が必要になろう-オズボーン財務相

  • 同じく残留派のダーリング前財務相と15日に演説する
  • 形勢不利が伝えられる残留派は逆転に向け懸命

オズボーン英財務相は英国が欧州連合(EU)を離脱すれば財政危機を誘発しかねないと、15日の演説で警告する予定だ。国民投票を23日に控え、形勢不利が伝えられる残留派は逆転に向け懸命だ。

  オズボーン財務相は演説で、EU離脱となれば英国の貿易・投資が減少し、300億ポンド(約4兆5000億円)の歳入の欠損が生じるため、増税や厚生・教育・防衛支出削減で埋める必要があると指摘する。同相オフィスが演説テキストの抜粋を公表した。同じく残留派である野党・労働党のダーリング前財務相も同じ会場で演説する。

  ライバル関係にある2人の協力は、最新の幾つかの世論調査で離脱派のリードが伝えられる中で残留派がいかに動揺しているかを示す。市場にも警戒の兆候が表れている。ポンドは1週間で2.9%下落。米S&P500種株価指数は14日まで4営業日続落した。

オズボーン英財務相

Photographer: Matthew Lloyd/Bloomberg

  オズボーン財務相は演説で、「離脱派が主張するようにEUを離れれば公共サービスに充てる財源が生まれるどころか、実際は財源は大幅に減るだろう」と指摘する。

原題:Osborne Warns of Brexit Tax Toll as ‘Leave’ Gains in Polls (1)(抜粋)

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