今は投げ売りの時期でない、市場持ち直しで-オークツリーCEO

  • エネルギー分野や欧州の不良債権に投資機会があるとCEO
  • 過去1年半で自社のファンド向けに200億ドル余りの資金を集めた

ディストレスト債投資で世界最大手オークツリー・キャピタル・グループのジェイ・ウィントロブ最高経営責任者(CEO)は14日、大幅に値下がりした価格で取得した資産を売る状況ではないと述べた。

  同CEOはニューヨークでのモルガン・スタンレー主催会議で、「資産価格の水準を考慮すれば、現金化の絶好の機会と捉えられるだろう。一部の資産クラスや市場はそうだ。われわれは投げ売りの時期ではないと考えている」と語った。

  オークツリーは特にエネルギーや商品セクターの債券価格が下落する機会をチャンスと捉え、過去1年半で自社のファンド向けに200億ドル(約2兆1300億円)余りの資金を集めた。ハワード・マークス共同会長は昨年末時点で、2008年のリーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻以来で最も多くの投資機会に恵まれていると述べていた。

ハワード・マークス共同会長

Photographer: Chris Goodney/Bloomberg *** Local Caption *** Howard Marks

  2月の燃料価格持ち直しに伴いオークツリーはエネルギー業界の一部証券を売却したものの、エネルギーは今でも最高の投資機会を提供する分野の1つだとウィントロブCEOは発言。金融機関が資本基準強化への対応に苦しむ欧州の不良債権も投資対象として有望との見方を示した。

原題:Oaktree’s Wintrob Says No Time for Fire Sale as Markets Rebound(抜粋)

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