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ゴールドマンが豪ヘッジファンドと和解-「ティンバーウルフ」めぐり

  • ベーシス・イールド・アルファ・ファンドが1000億円超の損倍請求
  • 6月10日の裁判所届け出は詳細を明らかにしていない

ゴールドマン・サックス・グループとオーストラリアのヘッジファンドは、住宅ローン関連証券の販売をめぐる10億ドル(約1060億円)超の損害賠償請求訴訟を終わらせることで合意した。対象証券には「ティンバーウルフ」と呼ばれ、金融危機の象徴となった投資が含まれていた。

  マンハッタンにあるニューヨーク州裁判所に提出された10日の裁判文書には和解条件の詳細は示されていない。

  ゴールドマンを2010年に訴えたのはベーシス・キャピタルのベーシス・イールド・アルファ・ファンドで、 ティンバーウルフと別の証券「ポイント・プレザント」の販売をめぐりゴールドマンが虚偽説明を行ったと主張した。これら投資商品はどちらも債務担保証券(CDO)で、08年の金融危機時に甚大な損失をもたらした住宅ローンや関連デリバティブ(金融派生商品)に裏付けられていた。同ファンドは6700万ドル超の損失を被ったとし、同額の損害賠償に加えて懲罰的賠償金10億ドルの支払いを求めていた。

  ゴールドマンの広報担当、マイケル・デュバリー氏は和解に関するコメントを控えた。ファンド側弁護士のブルース・グレース 氏にもコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Goldman Sachs Settles Suit Over CDO That Became Crash Symbol (3)(抜粋)

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