米モルガンSのCEO:債券事業は年4200億円の収入を稼ぐ能力ある

  • 2015年後半の結果は「受け入れ難い」-ゴーマンCEO
  • 債券部門の人員削減は終了、現在は「士気を立て直している」

モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は、同社の債券・商品ビジネスで年間40億ドル(約4200億円)の収入を稼ぐ能力があるとの見解を示した。同社は業界全般の不振の中で近年事業を縮小している。

  ゴーマンCEOは14日、モルガン・スタンレーがニューヨークで主催した投資家会合で、同部門の昨年後半の収入が「受け入れ難い」水準だったと述べ、同ビジネスの潜在力からみて必要な四半期当たり約10億ドルを大きく下回ったと指摘した。同CEOはさらに、債券部門の人員削減が終了し、現在は「士気を立て直している」と付け加えた。

  業界全般に収入が落ち込む中、ゴーマンCEOは他の大手米銀の首脳の多くとは異なり、モルガン・スタンレーの債券ビジネスの縮小を積極的に進めた。同社は昨年12月、債券部門でトレーダーと営業担当470人を含め25%の人員削減を行うと発表した。

  また同社はこの日、1250人の補助職を低コスト地域へ移転することで1億ドルの節減効果を見込むと説明した。

  債券と商品トレーディング部門の1-3月(第1四半期)の収入は会計上の調整を除くと8億7300万ドルで、昨年の10-12月(第4四半期)の5億5000万ドルと7-9月(第3四半期)の5億8300万ドルから増加した。

原題:Morgan Stanley Says Fixed Income Capable of $4 Billion Annually(抜粋)

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