独VWが部品部門の統合を計画、非中核資産売却も検討-関係者

  • 各ブランドの部品部門統合でコストを大幅に削減
  • 16日に最新の戦略を公表する可能性

欧州最大の自動車メーカー、独フォルクスワーゲン(VW)は、各ブランドの部品部門の統合によるコスト削減を計画しており、併せて非中核資産の売却も検討する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。マティアス・ミュラー最高経営責任者(CEO)による広範な戦略見直しの一環という。

  VWの経営陣が14日に計画を監査役会に提示した。16日に予定されるプレゼンテーションの一環として公表する可能性がある。協議が公にされていないことを理由に同関係者らが匿名で語った。VWの担当者はコメントを控えている。

  ミュラーCEOの最新の戦略は、昨年9月から排ガス不正問題に揺れるVWを前進させることが狙い。同関係者らによれば、VWは各ブランドの部品部門を一つの事業体に統合する計画。この事業体は世界二十数カ所で約7万人の従業員を抱えることになる。管理を一本化し、戦略を統合することでコスト削減と効率性の向上が可能になる。現時点では、統合した部品事業体をスピンオフ(分離・独立)したり、売却したりする計画はないと、関係者の一人が述べた。

  VWはさらに、非中核資産の売却につながるポートフォリオの見直しを発表する公算が大きい。関係者らによると、どの資産を売却するかは決まっていないが、二輪車ブランド「ドゥカティ」や「マンディーゼルアンドターボ」などが候補リストに載る可能性がある。将来的にはトラック事業の新規株式公開(IPO)も検討される可能性があると、関係者の1人は説明した。

原題:VW Said to Plan Merging Components Units, Weigh Asset Sale (2)(抜粋)

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