JPモルガン、今年の収入と費用は前年並み-レイクCFO

JPモルガン・チェースは今年の収入と費用をほぼ前年並みと見込んでいる。金利上昇の恩恵はまだ表れておらず、費用の節減分を投資に注ぎ込む意向だ。マリアン・レイク最高財務責任者(CFO)が語った。

  レイクCFOが14日にニューヨークで開いた投資家向け会合で明らかにしたところによると、通年の収入は前年とほぼ同じ水準で、費用はおよそ560億ドル(約5兆9400億円)となる。4-6月(第2四半期)のトレーディング収入が前年同期に比べ「10%台半ば」の伸びになるとの見通しは据え置いた。

  レイクCFOは「収入全体を前年比で見ると、むしろ横ばいだ」とし、「マーケット部門の増収を法人・投資銀行部門の手数料収入低下や資産運用部門、クレジットカード部門の減収が打ち消すためだ」と説明した。

  CFOによると、原油価格が上昇しているものの、同行はエネルギー業界向けの今年の貸倒引当金繰入額の計上見通しを変えていない。原油価格の反発で経営難を免れる企業が増える可能性はあるものの、すでに厳しい状況にある企業の助けにはなっていないと指摘した。

原題:JPMorgan CFO Lake Says Revenue, Costs Probably Flat for 2016 (1)(抜粋)

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