IEA:石油の過剰供給見通しを削減、2017年に需給がほぼ均衡へ

国際エネルギー機関(IEA)は、需要の伸びが引き続き生産を上回っていることから、世界の石油市場の需給状況は2017年にほぼ均衡するとの見通しを示した。また、現在の過剰供給はこれまでの見積もりよりかなり小さいとも指摘した。

  IEAが14日公表した月報によれば、今年上半期の過剰供給量は1カ月前の予想を約40%下回る水準にある。消費が想定以上に強いほか、生産停止が相次ぎ供給が減ったという。ただ、数年にわたる過剰供給で蓄積した「大規模な過剰在庫」が大幅な石油値上がりを抑制するとの見方だ。

  IEAは今回初めて明らかにした17年の需給見通しで、世界の石油需要は日量130万バレル増の9740万バレルに達すると予想。この増加ペースは今年と同じ。

原題:IEA Cuts Estimate of Oil Oversupply, Sees Market Balance in 2017(抜粋)

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