世界一になった香港株、あっけなく転落-値上がりの半分を2日で失う

香港株式相場が大幅に反発して世界で最もパフォーマンスの良い市場になったのもつかの間、同市場はここへ来て、これまでの上昇速度を超えるペースで下げに転じている。

  香港ハンセン指数は13日までの2営業日で計3.7%下落し、5月に付けた安値から先週7日までの上昇分のほぼ半分を失った。米金融当局が利上げペースを遅らせるとの観測や、香港証券取引所と本土の証取との接続プログラム第2弾が発表されるとの見方を支えに値上がりしていたが、深圳証取との接続開始日が公表されていないことや、英国の欧州連合(EU)離脱懸念で世界的に株価が下落していることが響いている。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジストは「今の水準では上向きより下向きのリスクの方が高い」と指摘。直近の相場反発には「米利上げ見通しがさらに後ずれしたことを除くと、上昇を支えるファンダメンタルズ」はなかったという。

  ハンセン指数は5月19日の安値から先週半ばまでの上昇局面で8.3%上昇し、昨年7月以降初めて200日移動平均線を上回った。ブルームバーグが継続調査する世界93の株価指数でハンセン指数とハンセン中国企業株(H株)指数は、この間の騰落率で上位2位を占めていた。

  香港株の上昇局面が急失速したのは、今年に入って2回目。ハンセン指数は前回、2月半ばから18%上げて4月には強気相場入りまで2%以内に迫ったが、その後下落に転じた。
  
原題:So Long to World-Beating Hong Kong Rally as Stocks Resume Slide(抜粋)

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