中国株:上海総合指数、反発-MSCI決定控えボラティリティ高まる

更新日時
  • 工商銀など銀行株が高い、不動産株は下落
  • 上海総合指数のボラティリティ指数は3カ月ぶり高水準

14日の中国株式市場で上海総合指数が反発。人民元建てA株の世界的指数への組み入れをめぐるMSCIの決定を前に、中国株のボラティリティ(変動性)が3カ月ぶりの高水準となった。

  上海総合指数は前日比0.3%高の2842.19で終了。日中は前日終値を挟んでもみ合う展開となった。前日は3.2%安で取引を終えていた。同指数のボラティリティ指数(10日間)は3月14日以来の高水準。CSI300指数も0.3%高で引けた。

  中国工商銀行(601398 CH)を中心に金融株が上昇。上海陸家嘴金融貿易区開発(600663 CH)など不動産株は値下がりした。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「A株が世界的指数に採用されるという確信はなく、MSCIの決定を前に市場はやや神経質になりつつある」と指摘。「精彩を欠いた経済指標が相場を圧迫するとみられ、恐らく今後も幾分不安定な取引となるだろう」と予想した。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.4%安。ハンセン指数は0.6%安で引けた。

原題:Chinese Stock Volatility Rises to Three-Month High Before MSCI(抜粋)、CHINA’S CSI 300 INDEX RISES 0.3% TO 3,075.98 AT CLOSE

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