アルジェリアの新エネルギー相は国内電力価格値上げの提唱者

  • アルジェリアでは低価格がガス・電力消費の拡大促す
  • 石油・ガス輸出収入は、原油価格下落に伴って減少

アルジェリアは、国内のエネルギー価格引き上げを提唱するヌレディン・ブテルファ氏を新エネルギー鉱業相に指名した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるアルジェリアは、生産の減少と輸出収入の落ち込みへの対応に取り組んでいる。

  アルジェリア国営ガス・電力会社ソネルガスの最高経営責任者(CEO)だったブテルファ氏は12日にエネルギー鉱業相に就任した。同氏はソネルガスCEOを務めていた際、コストのかさむ補助金は持続不可能として国内電力価格の引き上げを提唱していた。首都アルジェを拠点とする独立系金融アナリスト、フェルハット・アイト・アリ氏は今回の指名について、民衆の混乱を恐れて値上げに及び腰だったアルジェリア政府の姿勢が変化しつつあることを示唆していると指摘した。

  アルジェリアの経済の約60%、外貨収入の95%を占める石油・ガス輸出収入は、原油価格下落に伴い過去2年間にほぼ50%減少した。一方、ソネルガスによれば、電力需要が伸びたため、国内のガス消費は過去10年間にわたり年10%増加した。

原題:New Algeria Energy Minister Is Advocate of Domestic Price Hikes(抜粋)

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