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「ヨーダ」が英投票の世論調査を予言-ポンドの神経質な動きを増幅

  • ジェダイマスターは「フォース」の力で離脱派がリードと予測
  • ツイートや過去の世論調査結果が神経過敏な為替トレーダーを翻弄

英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票を来週に控えて、「スター・ウォーズ」に登場するジェダイマスター、「ヨーダ」を名乗る人物のツイートが13日にポンド相場で材料視され、神経質な市場が訳の分からない情報に翻弄(ほんろう)された。

  ヨーダを名乗る人物は、ジェダイのマスターのアカウント@JediEconomistから発せられる「フォース」の力によって「離脱」支持派がリードしたと予測し、ポンド相場は一時0.4%下落。その後間もなく「離脱支持に投票しなければならない」とヨーダはフォロワーに呼び掛けた。

  その数時間前には、この日発表される最新の世論調査結果への高い関心からアクセスが集中した調査会社ICMのウェブサイトがダウン。古い調査結果がツイッターでシェアされたことでポンドが上昇する場面もあり、ポンド相場は1%安と0.5%高の間で乱高下した。ロンドン時間午後5時56分時点では 0.2%安の1ポンド=1.4229ドル。

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ヨーダ人形

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ICMが午後5時半前に公表した世論調査結果は、電話調査が離脱支持50%、残留支持45%、未決定5%、オンライン調査は離脱支持49%、残留支持44%、未決定7%となり、@JediEconomistが予言した数字と一致した。

  EU残留または離脱をめぐる賛否が拮抗(きっこう)する状況で、信頼性を欠く世論調査や抑制の利かないソーシャルメディアの相乗効果が加わって市場のボラティリティが増幅され、トレーダーの緊張状態が高まっている様子が13日の市場の混乱によって浮き彫りになった。

原題:Brexit Jitters Ripple After ‘Yoda’ Moves Pound by Divining Poll(抜粋)

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