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中国の5月の原油生産、15年で最大の落ち込み-OPECの戦略奏功

  • 5月の原油生産は前年同月比7.3%減-2001年2月以来最大の減少
  • 原油市場の需給が再び均衡しつつある重要な兆候:メイダン氏

世界最大のエネルギー消費国である中国の原油生産がここ15年で最大の落ち込みとなり、原油を市場に大量に供給することで高コスト生産者の駆逐を目指す石油輸出国機構(OPEC)の戦略が、奏功している新たな兆しが示された。

  中国国家統計局が13日発表したデータによると、同国の5月の原油生産は前年同月比で7.3%減少し1687万トンとなり、2001年2月以来最大の落ち込みを示した。

中国の原油生産が2001年以来最大の減少

  中国の生産縮小は、原油市場の需給均衡を助け、今年12年ぶりの安値を付けた後75%余り回復している原油価格の上昇維持につながる可能性がある。原油価格上昇はまた、高コスト生産者からの市場シェア奪取を目指すサウジ主導の2年間に及ぶ戦略が奏功していることを示唆しており、OPECは自信を深めている。国際エネルギー機関(IEA)と米ゴールドマン・サックス・グループの予想によれば、石油各社が不採算の油田の操業を停止し設備投資を削減する中、供給過剰が解消する兆しが示されている。

  業界コンサルタント会社エナジー・アスペクツのマイケル・メイダン氏は電子メールで「これは、世界の原油市場の需給が再び均衡しつつある重要な兆候の一つであることは確かだ。サウジの戦略が成果を生み始めている」と指摘した。

原題:OPEC Has Its Way as China Oil Output Cut by Most in 15 Years (1)(抜粋)

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