クリントン前米国務長官:テロの脅威を阻止する鍵は銃規制と同盟

  • クリントン氏は演説でフロリダ州での銃乱射事件について言及
  • トランプ氏も治安やテロに関してニューハンプシャー州でスピーチ

米大統領選挙の民主党候補指名獲得を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は、フロリダ州オーランドで12日未明に起きた過激派組織「イスラム国」(IS)の同調者とみられる男による銃乱射事件に対応し、軍用兵器の利用を制限し、過激派の「ゆがんだイデオロギー」を拡散する能力を封じ込める必要があるとの見解を示した。

  クリントン氏は13日、オハイオ州クリーブランドでの演説で、共和党候補指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ氏が提唱しているアプローチに直接異議を唱え、イスラム教徒に罪をかぶせたり米国の同盟を弱めれば急進的ジハーディスト(聖戦主義者)による支持者集めやテロの広がりを容易にするだけだと指摘した。

  1時間余り後にニューハンプシャー州で同じテーマについて語ったトランプ氏とは対照的に、クリントン氏は冷静かつ慎重な口調で国内の治安強化に関する広範なアプローチや過激派の拡散阻止に向けた同盟国との協力について演説。テロの脅威が「転移している」とも述べ、大統領に選出された場合には過激派組織に忠誠を誓う一匹おおかみを突き止めて阻止することを「最優先課題」にすると表明した。

  クリントン氏はまた、サウジアラビアやカタールを含む中東の同盟国に対して厳しい言葉を発し、これらの国が自国民によるテロ組織への資金提供を阻止し、急進的なイスラム思想を教える教育機関やモスクへの援助を打ち切る必要があると訴えた。

原題:Clinton Says Gun Laws, Allies Key to Stemming Terror Threat (1)(抜粋)

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