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英国のEU離脱派、残留派に対するリード拡大-最新世論調査

更新日時
  • 電話とオンライン調査の両方で離脱派が5ポイントリード-ICM
  • 残留派はブラウン前首相を動員-労働党支持者に働き掛け

3つの最新の世論調査は、英国が欧州連合(EU)離脱に向かっていることを示唆した。ICMによる調査では電話とオンラインの両方で「離脱派」が「残留派」に対するリードを5ポイントに広げた。

  ICMの13日の発表によると、1000人を対象に6月10-13日に実施した電話調査では離脱支持が50%、残留支持は45%。同期間に2001人の成人を対象としたオンライン調査では離脱支持が49%、残留支持は44%だった。

  タイムズ/ユーガブの調査でも離脱支持が46%で、残留支持の39%を上回った。英紙タイムズのサム・コーツ氏がツイートが明らかにした。これまでの電話調査では残留派が比較的優勢だった。ここ最近は他の世論調査でも離脱派が勢いを増しつつあることが示されている。

Vote Leave Campaigners Distribute Brexit Paraphernalia Ahead Of The EU Referendum

「離脱に投票を」のバッジ

Photographer: Matthew Lloyd/Bloomberg

  残留派は13日、23日の国民投票でEU残留に投票するよう野党・労働党の支持者に働き掛けるため、ゴードン・ブラウン前首相を動員。オズボーン財務相は親EU企業に対し、離脱への懸念を表明するよう呼び掛けた。

  オズボーン財務相はリバプールでのブルームバーグとのテレビインタビューで、「英国がEUから離脱する可能性について懸念を抱いている人々や企業、投資家は声を上げるべきだ。ビジネス関係者が座して待つ時ではない」と語った。

  ICMの世論調査には金融市場が大きく注目していた。間もなく公表されるとのうわさを受け、同社のウェブサイトがアクセス不能となる場面もあった。その約4時間後、残留派の10ポイントリードを示す過去のICM調査の数字が流れると、ポンドは一時0.5%上昇した。最新の数字を含む世論調査が公表された後、ポンドはほぼ変わらずで、ロンドン時間午後6時27分(日本時間14日午前2時27分)現在では1ポンド=1.4216ドル。一時は1%下落し、4月14日以来の安値となる1.4116ドルを付ける場面もあった。

原題:UK Polls Show ‘Leave’ In Lead as Vote Hits Final Stretch (3)(抜粋)

(タイムズ/ユーガブ調査や財務相インタビューを追加して更新します.)
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