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欧州債:スペイン国債が2カ月ぶり大幅安-英EU離脱懸念が強まる

13日の欧州債市場ではスペイン国債が2カ月ぶり大幅安となった。英国の欧州連合(EU)離脱への懸念から高リスク資産への投資を控える動きが強まった。

  欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは、10日に付けた過去最低付近にとどまった。23日の英国民投票に関する世論調査は、英国がEUに残留するかどうか予断を許さない状況を示した。今週の日米当局の金融政策会合を控え警戒感が強い中で世界的に株価が3日続落した一方、円は主要通貨に対し堅調に推移している。

  ウニクレディト(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カツラーニ氏は、世論調査でEU残留支持が後退していると指摘。英国民投票を引き金とする「リスク回避」のセンチメントから周辺国債が打撃を受けていると語った。

  ロンドン時間午後5時20分現在、スペイン10年債利回りは前週末比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.50%。これは4月7日以来の大きな上げ。同国債(表面利率1.95%、2026年4月償還)価格は0.69下げ104.085。同年限のイタリア国債利回りも7bp上げて1.46%となった。

  ドイツ10年債利回りは0.02%で、前週末からほぼ変わらず。10日には過去最低となる0.009%まで下げた。

原題:Spain’s Bonds Fall Most in Two Months as Brexit Concerns Spread(抜粋)

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