欧州株:ストックス600が約4カ月ぶり安値-英EU離脱懸念強まる

13日の欧州株式市場では、指標のストックス欧州600指数が4営業日続落し、約4カ月ぶりの安値に沈んだ。英国が欧州連合(EU)を離脱するとの懸念が高まり、世界株安の様相となっている。

   ストックス600指数は前週末比1.8%安の326.80で終了。主要中央銀行の政策決定会合や政治イベントを前に、リスク資産への投資を控える動きが強まった。ユーロ圏の株価下落に備えたオプションの費用に連動するVストックス指数はこの日14%上昇し、4営業日では昨年8月以来の大きな上げ幅となった。

  英国は23日にEU残留・離脱を問う国民投票を実施する。先週半ばの世論調査で投票結果が予断を許さない状況を示したことを受け、EU残留への楽観が後退した。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合や26日のスペイン総選挙などのリスク要因も注目されている。

  ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のシニア株式トレーダー、ジョン・プラサード氏は「不透明感が強いため、相場は下げ続けるだろう」と指摘。米国の「利上げを誰一人として予想していないものの、イエレン議長の発言に注目している。英国民投票まであと10日、その数日後にはスペイン総選挙が控えている。原油が下げており、ボラティリティはここ数カ月で最も高い水準にある」と続けた。

  イタリアのイタリアのバンコ・ポポラーレ・ディ・ミラノ銀行(BPM)とモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは急落、業種別19指数の中で銀行株の下げが最もきつかった。

  自動車関連銘柄も総じて安く、ドイツのBMWは1.9%下落。フランスのテクニップや英アメック・フォスター・ホイーラーを中心に石油・ガス銘柄も下げた。原油が下げ基調にあるほか、バンク・オブ・アメリカ(BofA)が石油サービス企業に対してポジティブになる根拠はまだないとの見方を示した。

原題:Europe Stocks Slide for Fourth Day as Brexit Concerns Intensify (抜粋)

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