スミス&ウェッソンなど銃器メーカー株上昇、フロリダ銃乱射事件受け

  • 銃乱射事件が起きると、武器の需要は通常増える
  • 「常識的な」銃規制を推し進めるとクリントン氏

13日の米国株式市場で銃器メーカーの株価が上昇。フロリダ州オーランドのナイトクラブで銃乱射事件が起き少なくとも50人が死亡したことを受けて、買いが優勢になった。

  ニューヨーク時間午前9時34分現在、米スターム・ルーガーの株価は前週末比8.7%高の62.43ドル。一時は8.9%高と、日中ベースでは2月以来の大幅上昇となった。スミス&ウェッソン・ホールディングは10%急伸して23.57ドル。一時は12%値上がりし、同1月5日以降で最大の上昇。

  銃乱射事件が起きると、銃器製造業者の株価は通常上昇する。厳格な銃規制法が制定される可能性から、新規制の施行前に駆け込み需要が増えると投資家が考えるためだ。銃器需要の指標となるナショナル・インスタント・クリミナル・バックグランド・チェック・システムの使用回数は1月までの3カ月間に25%超増加した。スミス&ウェッソンが3月に明らかにした。同期間にはカリフォルニア州サンバーナディーノで銃乱射事件が起きたほか、パリで同時テロが発生していた。

  オバマ米大統領は12日、米国で起きた銃乱射事件としては史上最悪となったフロリダの事件を受けて、現行の法律の下では武器の入手がいかに容易かを思い起こさせる事件だと指摘。「これがわれわれの望むような国なのか、われわれは決めなければならない」と指摘し、「能動的に何もしないことも決定の一つだ」と加えた。

  米大統領選の民主党候補指名獲得を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は13日、CNNとのインタビューで、攻撃用武器として知られる半自動ライフルの禁止を復活させることを含む「常識的な」銃規制を推し進めると言明した。

原題:Sturm Ruger, Smith & Wesson Climb Following Orlando Massacre (1)(抜粋)

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