ドイツ国債、「バブルの領域」-アリアンツ投資責任者が警告

  • アリアンツは社債ポートフォリオを小幅に拡大する方針
  • 現在魅力的な投資対象は再生可能エネルギー、インフラ

ドイツの保険会社アリアンツのアンドレアス・グルーバー最高投資責任者(CIO)は、ドイツ国債が「バブルの領域」にあるとして、同社として社債の持ち高を増やす計画だと明らかにした。

Andreas Gruber.

Source: Allianz SE

  6380億ユーロ(約76兆円)に及ぶ投資を監督するグルーバーCIOはミュンヘンでインタビューに応じ、「アリアンツはこれまで一度も、ドイツ国債の強力な買い手であったことはない」と発言。「準政府債や社債、非ユーロ建て債券市場でもっと良い別の投資対象が常にあった」と語った。

  欧州中央銀行(ECB)が1兆7000億ユーロに及ぶ金融緩和策の一環として8日に社債買い入れを開始して以来、ドイツ国債の利回りは急落した。グルーバーCIOは、ECBの買い入れにもかかわらずアリアンツは社債への投資配分引き上げを継続する方針だと述べた。

  CIOは「ECBの社債買い入れ額は市場全体の規模と比べ、国債よりもはるかに少ない。従って将来のリターンや流動性を実際に圧迫することにはならない」との見方を示し、「われわれは社債エクスポージャーの小幅な引き上げを続ける。国債などマイナス利回りの債券は買わないため、投資対象を他の分野にも広げる必要がある」と指摘。CIOによると、不動産やインフラ、再生可能エネルギーなどがこれに含まれ、このカテゴリーに対する投資額は昨年末の920億ユーロから今年は100億ー200億ユーロ増える見通しだ。

原題:German Government Bonds in ‘Bubble Territory,’ Allianz Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE