ポンド、国民投票近づき不安定-2カ月ぶり安値から1.3%高の場面も

13日の外国為替市場では、英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票をにらんで英ポンドの変動性が上昇している。ドルに対し2カ月ぶり安値となった後、一時1.3%余り上昇する荒い値動きとなった。日中の変動幅は2営業日連続で1%を超え、期間2週間のインプライドボラティリティ(予想変動率)は過去最高に達した。

  コメルツ銀行の為替ストラテジスト、エスター・ライヒェルト氏は「23日の国民投票で何が起こるかを見届けよう。外為市場としては現時点でそれより先のことを考えても意味がない」と話した。  

  ロンドン時間午後3時34分現在、ポンドは対ドルで0.3%高の1ポンド=1.4299ドル。一時は1%安の1.4116ドルと4月14日以来の安値を付けた。

  ORBがインディペンデント紙からの委託で実施した世論調査が10日に公表され、離脱派が残留派を10ポイント上回ったことを受け同日のポンドは急落。ただ、その後週末に公表された他の調査の結果では、オピニウムの調査で残留44%に対し離脱42%、ユーガブの調査で同42%対43%と両者の間に大きな差は見られなかった。

原題:Pound Swings as Volatility Climbs to Record Before Brexit Vote(抜粋)

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