仮想通貨ビットコイン、対ドルで2年ぶり高値-7月に供給減少の観測

仮想通貨ビットコインは13日、ドルに対し2年ぶり高値に急伸した。7月に供給量が減少するとの観測が背景にある。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、ビットコインは対ドルで1ビットコイン=696.5ドルと、2014年2月以来の高水準に達した。香港時間午後3時50分(日本時間同4時50分)現在は689.23ドルと、前週末から19%上げた。

  中国のビットコイン取引所「OKコイン」と「フオビ」によると、取引承認作業(マイニング)の対価として支払われるビットコインの額が7月に半分に削減されるため、供給が減少するとみられている。

  OKコインのジャック・リュウ最高戦略責任者(CSO)は香港で「ビットコインの供給半減が多くの個人投資家を引きつけている」と指摘し、「全般的にはビットコインに対するハイプサイクルで、次は資産としての保有に関心が移り続けている」と述べた。

  ビットコインは2013年12月に1000ドルを突破した後、昨年1月に200ドルを割り込んだものの、下げをほぼ取り戻した。こうした回復の動きは、この日に2カ月ぶり大幅安となった中国人民元の軟化と同時に進行している。

  ANXインターナショナル(香港)でホールセール・プロダクト・マネジメント責任者を務めるライアン・ラバグリア氏は「週末の動きはいつもと同じ展開だ。中国の景気減速懸念で、元は一段安に向かう恐れがある」とし、「元が下げる度に、中国から資本流出が起きる傾向がある。ビットコインはこうした流れに乗じている」と語った。

原題:Bitcoin Surges to Two-Year High as Supply Seen Shrinking in July(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE