アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドは3日続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  13日の中国株式市場で、上海総合指数は2月以来の大幅下落。中国経済をめぐる懸念が強まる中、午後に入り下げを拡大した。

  上海総合指数は前営業日(8日)比3.2%安の2833.07で終了。構成銘柄中、値下がりと値上がりの比率は約25対1。今年に入り20%下落し、ブルームバーグが調査対象としている93の株価指標中、2番目に大きな下げとなっている。

  小型株の指標である創業板(チャイネクスト)指数は前営業日比6%安で引けた。CSI300指数は3.1%安。一般消費財と工業株の指数が共に少なくとも3.5%の下げとなった。

  凱基証券の陳浩アナリスト(上海在勤)は「5月の経済指標はそれほど良好ではなさそうだが、最近の人民元の下落圧力を考えると当局が利下げに踏み切る可能性は低いと市場では考えられている」と指摘。「ファンダメンタルズと流動性のいずれの点でも下支えは得られていない」と述べた。

  MSCIは今週、人民元建てA株を自社の世界的な指数に組み入れるかどうかを検討する。実現すれば大量の資金が本土の株式に流入する可能性がある。

  陳氏は「MSCIの決定が依然として不確実なため、投資家はそれを前に幾分、利益確定売りをしている」と語った。

  香港市場では、ハンセン指数が前週末比2.5%安と、2月11日以来の大幅な下げ。これで3営業日続落となった。中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は2.4%安。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  13日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックスは3営業日続落し、3日間の下げとしてはここ6週間で最大となった。ボラティリティが高まる中、英国で実施されるEU(欧州連合)残留・離脱を問う国民投票の結果に対する懸念で高リスク資産の需要が後退した。

  構成銘柄の中では、ICICI銀行とインドステイト銀行の下げが目立った。高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは1カ月ぶり大幅下落。発電機メーカーのバーラト重電機は2週間ぶり大幅安。タタ・スチールは2日続落した。

  センセックスは前週末比0.9%安の26396.77で終了。3営業日の下げ幅は2.3%に達した。過去10日間のボラティリティを示す指数は先週つけた7カ月ぶり低水準から上昇に転じた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  13日のオーストラリア株式市場は祝日のため休場。取引は14日に再開される。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比1.9%安の1979.06。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前営業日比2.1%安の8536.22。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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