中国株:上海総合指数、2月以来の大幅下落-経済めぐる懸念で

更新日時
  • MSCIは人民元建てA株を自社の世界的な指数に採用するかを検討
  • 香港市場ではハンセン指数が2.5%安-H株指数2.4%安

13日の中国株式市場で、上海総合指数は2月以来の大幅下落。中国経済をめぐる懸念が強まる中、午後に入り下げを拡大した。

  上海総合指数は前営業日(8日)比3.2%安の2833.07で終了。構成銘柄中、値下がりと値上がりの比率は約25対1。今年に入り20%下落し、ブルームバーグが調査対象としている93の株価指標中、2番目に大きな下げとなっている。

  小型株の指標である創業板(チャイネクスト)指数は前営業日比6%安で引けた。CSI300指数は3.1%安。一般消費財と工業株の指数が共に少なくとも3.5%の下げとなった。

  凱基証券の陳浩アナリスト(上海在勤)は「5月の経済指標はそれほど良好ではなさそうだが、最近の人民元の下落圧力を考えると当局が利下げに踏み切る可能性は低いと市場では考えられている」と指摘。「ファンダメンタルズと流動性のいずれの点でも下支えは得られていない」と述べた。

  MSCIは今週、人民元建てA株を自社の世界的な指数に組み入れるかどうかを検討する。実現すれば大量の資金が本土の株式に流入する可能性がある。

  陳氏は「MSCIの決定が依然として不確実なため、投資家はそれを前に幾分、利益確定売りをしている」と語った。

  香港市場では、ハンセン指数が前週末比2.5%安と、2月11日以来の大幅な下げ。これで3営業日続落となった。中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は2.4%安。

原題:China’s Stocks Decline Most Since February on Economic Concern、Hong Kong Stocks Fall Most in Four Months as Banks, Mengniu Drop(抜粋)

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