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米バイアコム、レッドストーン氏提案の定款修正が株価に影響も

  • パラマウント株売却は株価を押し上げる公算と、バイアコム
  • ドーマン氏が裁判で勝訴なら定款修正が無効になる可能性

米メディア企業バイアコムは支配株主サムナー・レッドストーン氏が同社傘下のパラマウント・ピクチャーズが絡む持ち分売却を制限する形に定款を修正するよう提案したことについて、株価にマイナスの影響を与えかねないほか、最終的に裁判所から修正の無効を言い渡される公算があると指摘した。

  レッドストーン氏は今週、一族の持ち株会社ナショナル・アミューズメンツを通じてバイアコムに対し、取締役会はパラマウントが関係する全ての持ち分取引を全会一致で承認する必要があると伝えた。一方、バイアコムは当局に10日提出した資料で、こうした行為はパラマウント株売却を目指すことで株価評価を高めようとする同社の取り組みに水を差しかねないと主張した。

  バイアコムのフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)は9日、パラマウント株49%売却で株価は1株当たり10ドル以上押し上げられる公算だと述べており、この取引を推進している。レッドストーン氏(93)はバイアコム取締役会のメンバーであるため、定款変更で売却を阻止できる。

  ドーマン氏と取締役会メンバーのジョージ・エイブラムス氏は先月にレッドストーン氏の家族信託から解任されたことを不服として、マサチューセッツ州ノーフォーク郡の遺言検認裁判所に訴訟を起こした。レッドストーン氏が不能であるために解任されたとの立証を目指している。この裁判での結果が、定款修正の有効性に影響するかもしれないと、バイアコムは主張している。

原題:Viacom Says Sumner Redstone’s Bylaw Changes May Hurt Shares (1)(抜粋)

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