ポンド安のリスク回避鮮明に-オプションのプレミアム13年ぶり高水準

英国の欧州連合(EU)離脱の賛否を問う国民投票まで2週間足らずとなる中で、英ポンドの対米ドルでの下落リスクに備えるオプションの購入にトレーダーが一斉に動いている。1カ月物リスクリバーサルを見ると、ポンドの上昇を見込むオプションに対するプレミアムが少なくとも約13年ぶりの高水準となり、リスク認識のポンド安方向への傾きが鮮明となった。

  ブルームバーグが集計した1カ月物リスクリバーサルのデータによれば、ポンド・ドルのプットオプション(ポンドを売ってドルを買う権利)のコールオプション(ポンドを買ってドルを売る権利)に対するプレミアムは7.7ポイントと、終値べースで少なくとも2003年以来の高水準を記録した。

  10日までの世論調査の結果によると、EU離脱をめぐる賛否は拮抗(きっこう)し、ポンド相場は2週連続で下落。同日遅くに公表された一部の世論調査で、離脱支持派の10ポイントのリードが伝えられたことで、ポンドの対ドル相場は一時4月18日以来の安値となる1ポンド=1.4181ドル付けた。

原題:Pound Traders Rush to Hedge Against Drop Before Brexit Vote (1)(抜粋)

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