ボルドーのワイン生産者、2015年産を値上げ-販売キャンペーン本格化

  • 15年産シャトー・オー・バイイ、前年比で50%余り値上がり
  • コス・デストゥルネルとピション・ロングビルの価格は40%余り上昇

フランスのボルドー地方で2015年に生産されたワインの販売キャンペーンが本格化する中、生産者は値上げを実施している。ワイン電子取引市場Livーexのデータによれば、シャトー・オー・バイイは50%余り、シャトー・コス・デストゥルネルは40%余り、それぞれ値上がりした。

  Livーexによれば、レオニャン村のシャトー・オー・バイイは1本66ユーロ(約7900円)と、14年産と比較して53%値上がり。サン・テステフ村のシャトー・コス・デストゥルネルは42%値上がりし120ユーロ、ポイヤック村のシャトー・ピション・ロングビル・バロンは46%値上がりし96ユーロとなった。

  ボルドーワインは値上がりが加速している。主要な生産者のワインは40%余り値上がりし、5月下旬の上昇率19%を上回った。同地域のそれ以外のワインの前週の価格上昇率は平均約32%だった。4月初めのテイスティングに供され、たるに入った状態のまま販売される「アン・プリムール」と呼ばれる先物の価格について、一部の主要生産者は依然として設定していない。

  Livーexの市場ブログは「ボルドー地方の15年産ワインのキャンペーンが終盤の重要な時期に入る中、一つの顕著なトレンドがある。値上がり幅が拡大している」と指摘。同取引所の会員らは4月に15年産の価格上昇率を平均18%と予想していたが、この上昇率は「買い手にとって極めて楽観的だったようだ」と述べた。

原題:Bordeaux Estates Boost 2015 Wine Prices as Campaign Quickens(抜粋)

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