英国がEU離脱なら、米10年債利回りは急低下へ-シティ

英国が23日の国民投票で欧州連合(EU)離脱を選べば、米10年債利回りは急低下し過去最低に向かう可能性があると、シティグループが指摘した。

  英国が離脱を決めれば貿易関係は弱まり経済成長と企業景況感が損なわれ、安全を求めて膨大な米国債需要が生じる公算だと、シティの米金利ストラテジスト、ジャバズ・マタイ氏が3日のリポートに記述した。

  「離脱が選ばれれば質への逃避を促す典型的な事態となる。英国からの資本流出、米国債への大量流入が見られるだろう」と予測した。

  残留派不利の兆候が表れ投資家がヘッジとして米国債を買い始めれば、投票前にも10年債利回りが1.5%まで下がる可能性もあるとシティはみている。10年債利回りの過去最低は1.38%。

  3日のリポートでシティのエコノミストらは英国の離脱可能性を30-40%としていた。マタイ氏は取材に対し、離脱可能性についてこのリポート以上のコメントは控えた。

原題:Brexit Risks Sparking Flight Into Treasuries, Citigroup Predicts(抜粋)

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