アジア・太平洋株式サマリー:H株が反落、インドも下げる-中国休場

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国株式市況】

  10日の中国株式市場は、端午節の祝日のため休場。取引は13日に再開される。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)

【香港株式市況】

  10日の香港株式市場で、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は反落。ここ9年で最長の上昇局面が終了した。中国民生銀行など金融株が売られた。

  休場明けの香港市場で、H株指数は前営業日比2.2%安の8831.97と、5月26日以来初めて下落して終了。前営業日の8日まで9営業日続伸していた。週間ベースでは0.3%上昇した。ハンセン指数は前営業日比1.2%安と、5月19日以来の2営業日続落となった。

  MSCIは来週14日、中国本土で取引されている人民元建て株式(A株)を世界的な株価指数に組み入れるかについて判断を発表する予定。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジストは「今は相場がいつ調整してもおかしくない」と指摘。「MSCIがA株組み入れを発表したら、言うまでもなくA株にとって少なくとも短期的には追い風になることが見込まれるが、香港株にとってはプラス要因ではない。それどころか、A株との競争が激しくなるだろう」と述べた。

  中国民生銀行(1988 HK)が6営業日ぶりに下落し、金融株の下げを主導。招商銀行(3968 HK)は4.4%安。中国本土市場は休場で、週明け13日に取引が再開される。

(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  10日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが続落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要なイベントを控えて値動きの荒い中、世界的な株安の様相となった。

  高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは7営業日ぶりに値下がり。インド2位のソフトウエア企業、インフォシスは今週、構成銘柄の中で最もきつい下げとなった。インドステイト銀行は続落、タタ・スチールは約3週間ぶりの大幅下落。

  センセックスは前日比0.5%安の26635.75で終了。一時0.8%上昇した。週間ベースでは0.8%安と、3週間ぶりのマイナスとなった。来週開催されるFOMCや、23日の英国で実施される欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票などが市場の混乱を招く恐れがある。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.9%安の5312.60。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の2017.63。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  10日の台湾株式市場は、端午節の祝日のため休場。取引は13日に再開される。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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