ポンドのボラティリティ、6週連続上昇-英国民投票近づく

  • ポンドは対ドルで2週連続の下落に向かっている
  • 年初来のパフォーマンスは先進国通貨の中で最悪

英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる懸念からポンドの予想変動率は6週間連続で上昇し、7年ぶりの高水準に達した。

  6月23日の英国民投票を前に、ポンドは対ドルで2週連続で下落する方向だ。離脱支持派が残留派をリードしていることが世論調査で示唆されたことを手掛かりにポンドは6日に一時1.1%安となったが、翌7日には最大で1.5%高を付けた。誤入力による取引をきっかけに損失回避の自動の売買注文が発動されたとの観測が流れた。

  ポンド・ドルの1カ月物インプライドボラティリティ(IV、予想変動率)は23.5%と、2009年1月以来の高水準に上昇。4月末時点から2倍強となった。週間ベースでは4月29日までの週から毎週上昇しており、2月下旬以来最長の上昇となっている。

  ポンドは2月に1ポンド=1.3836ドルと7年ぶりの安値を付けた。年初来のパフォーマンスは先進国通貨の中で最悪にとどまっている。

原題:Pound Volatility Spikes for a Sixth Week as Brexit Vote Nears(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE